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オンライン合唱や合唱練習の再開の為の情報を掲載しています.


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Zoom でオンライン合唱練習

スクリーンショットはそのうち足すかもしれませんが、あまり期待しないでください…。

Zoom 等でオンライン合唱練習をやっている団は既にたくさんあると思います。 ここでは 混声合唱団CADENZA でやっている方法を中心に紹介しています。

準備

  1. Zoom のインストール
    Zoom のダウンロードセンター からダウンロードしてインストールしてください。同じ名前の別のアプリがありますので、間違えないように注意してください。

  2. 環境について
    1. ハウリングについて
      2つ以上の機器で1つのミーティングに参加して、1つの機器のスピーカ出力を別の機器のマイクで拾うとハウリングが起きます。
      2つ以上の機器で参加する場合は、1つの機器を除いて「コンピュータのオーディオ」に接続しないようにしてください (参加後に「コンピュータのオーディオから退出」することもできます)。
  3. ライセンスについて
    ホストがライセンスを持っていれば、他の参加者はアカウントすら必要ではありません。
    普段の練習場所代を考えれば安いものだと思います。

  4. 設定
    1. オリジナル・サウンドをオンにする (主に指導者向け)
      参考:【Zoom Tips】「会話」以外の「音」をクリアに配信する
      これを設定しないと、ピアノやMIDIの音、ロングトーンの声などが環境音やノイズと認識されて消されてしまいます。
      普段は設定する必要はありませんが、後述の練習方法で述べるように、自分のところでMIDI、ピアノなどを流したり歌ったりする場合にはオンにするべきです。
  5. 遅延について
    1. 音声・映像・共有音声のズレについて
      基本的に全部ズレます。個人的な経験では映像より音声の方が遅くなるようです。

    2. Bluetooth 機器
      Bluetooth マイク・イヤホン・ヘッドセットは、接続しているPC等の機器と通信する段階で既に遅延が生じます。 なので遅れが問題になる状況では Bluetooth 機器は使わず、有線で接続するようにしてください。

練習方法

基本的に、複数の人が音を出すとズレます。
ですから一人 (1箇所) を除いて全員ミュートにして、一人だけミュート解除して音を鳴らし、他の人たちはそれを聞いて練習するようにします。 どの場合でも、音を鳴らす人は上述の「オリジナル・サウンドをオンにする」機能を利用するようにしてください。

  1. MIDI
    音取り用に MIDI ファイルを用意している団も多いのではないでしょうか。 その場合、一人がそれを再生して、それをみんなで聴きながら歌うことができます。

    1. 普通に PC の内蔵スピーカ等で鳴らして、それを内蔵マイクで拾って共有する
      一番簡単な方法です。普通に MIDI を再生できる環境があれば、それをそのまま共有することができます。

    2. Zoomの共有機能を使う
      Zoom では画面や音声を共有することができます。以下はPCの場合の方法です。
      「画面を共有」から、MIDI を開いているウィンドウを選ぶと、その画面を表示することができます。そのときに左下の「コンピュータの音声を共有」にチェックを入れると、音声も (マイク等を経由することなく) そのまま Zoom で共有することができます。
      画面を共有する必要がない場合は「画面を共有」で開いたウィンドウの上の方にある「詳細」を選んで「コンピュータサウンドのみ」を選ぶと、音声だけを共有することができます。

  2. ピアノ等を弾く
    誰か一人がピアノ等を弾いて、その音声をみんなで聴いて練習することもできます。

  3. 歌う
    もちろん誰か一人が歌って、それに合わせて練習することもできます。
    MIDIや伴奏録音などを鳴らしてそれに合わせて歌うと、より練習効果が高いのではないでしょうか。
    ただしこの場合、「コンピュータの音声を共有」すると、他の人にはコンピュータの音声とマイクの音がズレて聴こえます。MIDI等はスピーカから鳴らして、声と同じマイクで拾うようにしてください。
    手元にミキサー (ハードウェアでもソフトウェアでも可) があると、それでミックスしてから Zoom に送ることも可能ですが、説明が大変なので省略します。技術のある人はやってみてください。

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